永守紋子

Ayako Nagamori

繊細な筆遣いで、漆の新しい可能性を感じさせる器たち

兵庫県西宮市で漆を使ったオブジェや器などを作られている永守紋子さん。
大学で漆を専攻していたものの、20代はデザイナーなどの仕事を経て
また漆の世界に戻られたキャリアの持ち主。
自分の信頼する木地師とともに木材の性質や個性と向き合いながら
今までの漆の常識にとらわれないものづくりに励んでいらっしゃいます。

彼女の代表作でもある乳白銀の漆は白磁とはまた違った
木材の柔らかな表情と温度感が特徴。軽妙な使い心地が使い手を虜にしていきます。